更新日:2019/01/30
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愛犬が肥満気味。
太ると病気にかかりやすいとか寿命が短くなるとか聞くし……

よし!ダイエットさせよう!!

犬_肥満

肥満の犬に適したダイエット法は、ずばり食事管理
飼い主であるあなたが愛犬の食事をしっかり管理してあげれば、ワンちゃんの体は理想の体型・体重に戻ります╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

愛犬の肥満に悩む飼い主のために、効果的な食事管理のノウハウとその他のお役立ち情報を分かりやすくまとめました。

 

この記事を読めば愛犬を健康体にさせられること間違いナシです☆彡

肥満が犬の体にもたらす影響

人は肥満になると、心臓に負担がかかったり生活習慣病の原因になったりと体に悪い影響が及ぶようになります。

では犬の場合、どのような影響が出るのでしょうか。

肥満は万病の元!

犬が肥満になると、足腰や内臓に大きな負担がかかるようになります。

肥満が原因で発症する病気は以下の通り(`・ω・´)ゞ

病気の種類 特徴
関節炎 関節に炎症が出る病気です。
関節が動かしにくくなるだけでなく、痛みを伴ったり骨が変形したりすることもあります。
椎間板ヘルニア 背中と背骨の間にある椎間板が逸脱し、脊髄を圧迫している状態を椎間板ヘルニアと言います。

症状は様々ですが、肢の麻痺によって歩行困難になったり排泄のコントロールができなくなったりといったケースもあります。

糖尿病 血糖値が高くなり、尿に糖が含まれるようになる病気です。

犬が糖尿病にかかると尿量と飲水量が増える「多飲多尿」という症状が出やすくなり、場合によっては白内障や肝障害などの合併症を引き起こすこともあります。

合併症の一つである糖尿病性ケトアシドーシスは、昏睡や意識障害といった思い症状だけでなく、最悪の場合命を落とす危険性もある非常に怖い病気です。

呼吸器系の病気 肥満になると、脂肪で気道が圧迫され、呼吸器系の病気を発症することがあります。

小型犬は特にかかりやすい犬種とされており、気管支炎や肺炎などの病気になるケースも。

どの病気も怖いですが、その後の生活に大きな支障をきたす恐れのある椎間板ヘルニアや糖尿病は特に怖い存在と言えますね(-_-;)

これらの病気を発症させる前に、早い段階で肥満対策を始めましょう!

ポメラニアン_お座り

愛犬の肥満度チェック

肥満対策としてダイエットに取り組む前に、愛犬が肥満体であるかチェックをしましょう!

犬の肥満度をチェックする方法を2つ紹介します╭(๑•̀ㅂ•́)و

動物病院で見てもらう

動物病院でそこの先生に肥満かどうかチェックしてもらう、という方法です。
犬用の体重計で測ってくれますし、何よりチェックしてくれるのはプロなので、信頼のおける結果が得られます。

健康診断だと料金が発生するケースがほとんどですが、体重測定や肥満であるかどうかのお話くらいであれば無料でやってくれる病院も多いですよ╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

体型や肉付きを元にBCSで判断する

BCSは「Body Condition Score」の略称で、簡単に言うと肥満度を図る目安です。

手順と評価基準は以下の通り。

BCS_手順引用元:BCS(ボディ・コンディション・スコア)でワンちゃんの体型をチェックしよう|犬の肥満と体型管理|教えて犬ノート 犬のお悩みスッキリ解決!

BCS_スコア引用元:ワンちゃんの適正体重ってどのくらい?|犬の肥満と体型管理|教えて犬ノート 犬のお悩みスッキリ解決!

BCSを利用した肥満度チェックは、アメリカや日本の動物病院協会が取り入れたり環境省が発行している「飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~」の中で紹介したりと、認知度・有用性はかなり高めです。

BCSは肥満度チェックができるだけでなく、犬の適正体重を出すのにも役立つという非常に便利な存在です。

ただ、犬を飼って間もないという方や自分の判断に自信が持てないという方は動物病院に行くことをおすすめします(`・ω・´)ゞ

肥満度チェックの結果愛犬が肥満であることが分かったら、すぐに食事管理を中心としたダイエットを始めましょう!

ワンちゃんのダイエットには食事管理がいちばん!

犬のダイエットに最適な方法は食事管理です。

即効性こそ無いものの、正しい方法で行えば愛犬の体型・体重が適正値が少しずつ変化していくはずです╭(๑•̀ㅂ•́)و

肥満対策にうってつけのダイエット法・食事管理のやり方をお教えします!

①適正体重を知って目標設計を

食事管理でダイエットをするにあたってまず最初にすることは、自分の愛犬の現時点の体重と適正体重を知ることです。

犬用や小型ペット用の体重計があればそれを使いましょう。
人間用の体重計を使う場合は、なるべくグラム単位で測定できるタイプのものがおすすめです。

犬用_体重計ダイエットの進捗を把握するのにとても便利なペット用体重計。愛犬の成長過程を記録するのにも役立つ存在!
ペット用デジタルスケール 電子体重計/Civil 4,998円(税込み)

動物病院で体重を計ってもらう、というのもいいですね╭(๑•̀ㅂ•́)و

 

次に適正体重を出します。

適正体重の出し方にはいくつかのやり方がありますが、おすすめは以下の2つの方法です。

  1. 成犬になったときの体重
    ※体の成長のためにエネルギーが使われるのは成犬までであるため
  2. BCSを用いて出す

「犬種別の平均体重を参考にする」というやり方もありますが、同じ犬種でも個体差があるため、あまりおすすめはできません(っ´ω`c)

犬_二匹

次に、上で紹介した「BCSを用いて出す」という方法を紹介します。
以下の表と計算式を利用します(`・ω・´)ゞ

〈BCSレベル別理想体重%〉

BCSレベル 理想体重%
3 95~106%
4 107~122%
5 123%
〈BCSを用いた適正体重を出す計算式〉

★現在の体重÷理想体重%(100%を1にみなす)=理想体重
例)BCSレベル4 5kgの成犬トイ・プードルの場合……
5÷1.22=4.09

理想体重4.09kg

自分の愛犬の肥満度(BCSレベル)の判断は、体を見たり触ったりして判断してくださいね╭(๑•̀ㅂ•́)و

犬種別の適正体重はこちらのサイトでチェックできます!

②ご飯の量を調整しよう

目標となる適正体重が分かったら、あとはその体重を目指してコツコツ頑張るだけです(*`・ω・)ゞ

何を頑張るかというと……「ご飯の量を調整する」。これだけでOKです!
毎日のご飯の量をうまく調整することで、ちょっとずつ変化が現れてきますよ╭(๑•̀ㅂ•́)و

 

肝心となる「ご飯の量」は、計算式を用いて割り出します。
手順は以下の通り。

  1. 安静時エネルギー必要量(RER)を出す
    RER=30×適正体重(kg)+70)
  2. 1日あたりのエネルギー要求量(DER)を出す
    DER=RER×1.4
  3. DERをグラムに換算する
    グラム値=DER÷使用しているドッグフード1gあたりのカロリー数

例)350kcal/100gのドッグフードを理想体重4kgの犬に与えている場合…

  1. 安静時エネルギー必要量(RER)を出す
    30×4+70=190
    安静時エネルギー量(RER)は190kcal!
  2. 1日あたりのエネルギー要求量(DER)を出す
    190×1.4=266
    1日あたりのエネルギー要求量(DER)は266kcal!
  3. DERをグラムに換算する
    266÷3.5(1gあたりのカロリー値)=76g
    1日あたりに与えるエサのグラム値は76g!

 

……計算式がたくさんあって頭がゴチャゴチャになりますよね(`;ω;´)

でもある意味ここが飼い主のための1番の頑張りどころです!
電卓を使ってゆっくり計算すれば2~3分ほどで割り出せるはずです☆彡

適正体重に合わせたご飯量の計算式 まとめ
①安静時エネルギー必要量(RER)を出す
RER=30×適正体重(kg)+70)

②1日あたりのエネルギー要求量(DER)を出す
DER=RER×1.4

③DERをグラム値に換算する
グラム値=DER÷使用しているドッグフード1gあたりのカロリー数

③ダイエット効果をより高める食事時のポイント

ご飯の量を調整することでダイエットに大きな効果を表せられますが……

その効果をより高めることができます(*`・ω・)ゞ
ポイントはこちら!

食事時のダイエットポイント
◎人間の食べ物を与えない
◎おやつの量を減らす/低カロリーなおやつに変える
◎ドッグフードをダイエット用のものに切り替える
人用の食べ物は塩分や脂分が含まれているものが多いので、ダイエット中の犬には逆効果です。
心を鬼にしてあげないようにしましょう。
犬_見上げる
犬用のおやつに関しては、全くあげなくなるとストレスや要求吠えの原因になる可能性があるので、量を減らすか、ササミジャーキーやビスケット類などの低カロリーのものにするのがベターです╭(๑•̀ㅂ•́)و
3つめに挙げたダイエット用のドッグフードについてですが、ドッグフード製品の中には「ダイエット用」「低カロリー仕様」など、肥満に悩む犬用のものがあります。
通常のドッグフードよりやや価格が高い傾向がありますが、低糖質・低脂質になっていたり満腹感が得やすいようになっていたりと、ダイエットに効果的な内容に作られています。
ドッグフードのコストに少しお金をかけられるのであれば、ぜひ取り入れておきたいポイントです!

愛犬にあげているドッグフードにも注意とこだわりを

普段特に気にせず与えているドッグフード。

実はそのドッグフードが肥満の原因……という可能性もあるんです(`・ω・´)ゞ

 

肥満を生みやすいドッグフードの特徴とダイエットに良いドッグフードの条件をお教えします!

太りやすいのはこんなドッグフード

ドッグフードにはたくさんの数の原材料が使われています。
その中には、肥満の原因になり得るものも(っ´ω`c)

肥満にさせやすい原材料、それは「炭水化物」です。
炭水化物の過剰摂取は犬の肥満の典型例、と言えます(`・ω・´)ゞ

炭水化物を含む原材料をまとめてみました。

種類 原材料名
穀物 トウモロコシ/小麦/大麦など
野菜類 かぼちゃ/大根/ほうれん草など
イモ類 じゃがいも/サツマイモなど
豆類 大豆/エンドウ/ヒヨコマメなど

この中で特に犬を肥満にさせやすいのは穀物です。
特にトウモロコシや小麦などは、多く摂取すると血糖値を急激に上げ肥満の起因になることがあります。

なので、炭水化物、特に穀物を主原料にしていたり豊富に使われていたりするドッグフードは肥満になりやすいと言えます。

ダイエットに適しているドッグフードの条件

では、肥満の犬やダイエット中の犬にはどのようなドッグフードが良いのでしょうか。

ダイエットに適したドッグフードの条件を挙げてみました。

ダイエットに適したドッグフードの条件
①グレインフリーである
②高タンパク・低カロリー
グレインは穀物のことで、グレインフリーは「穀物が一切使われていない(ドッグフード)」ということになります╭(๑•̀ㅂ•́)و
肥満にさせる原材料がカットされたドッグフード、というわけです。
女性_ガッツポーズ
2つめの条件に挙げた「高タンパク・低カロリー」も、ドッグフードを通してダイエットするならしっかり取り入れておきたいポイントです。
タンパク質は筋肉や骨、被毛、贈位などの組織の成長や発達に必要な栄養素です。
具体的なタンパク源を挙げると、
  • 鶏肉
  • ラム肉
  • サーモン

などですね(`・ω・´)ゞ

これらは動物性タンパク質と言い、消化吸収が早く、また肉食である犬に適したタンパク源です。

トウモロコシや小麦などの植物性タンパク質は、炭水化物を多く含み消化吸収も悪いのでおすすめできません。

 

これら2つのポイントを意識して、肥満対策にうってつけのダイエット用ドッグフードを厳選しました(`・ω・´)ゞ

アカナ ライト&フィット

アカナ_パッケージ

グレインフリーで高タンパク・低カロリー。
まさに肥満に悩む犬のためのドッグフード、と言えます╭(๑•̀ㅂ•́)و

外国産(カナダ)のドッグフードではありますが、原材料はすべてヒューマングレード、生産者・生産地もしっかり公表。

ダイエットに適しているだけでなく、製品としての安全性も極めて高い製品です。

アカナ ライト&フィット

【価格】
340g…1,188円(税込)
2kg…5,400円(税込)
11.4kg…17,280円(税込み)

【対応年齢】
全年齢対応

グレインフリー ◎
高タンパク・低カロリー ◎


Orijen ドッグフード フィット&トリム

Orijien_パッケージ

新鮮鶏肉を主原料に、同じく新鮮な魚や卵を使った高品質な原材料が売りのドッグフード。

タンパク質の含有量が42%とかなり高く、肉類の原材料は人間食材として認定を受けているもののみが使われています。

グレインフリーではありませんが、太りやすいとされる高GI穀物ではなく、赤レンズ豆やグリンピースなどの低GI穀物を使用。血糖値への配慮も十分にされています^^

価格は高めですが、肥満対策に十分な効果が期待できるドッグフードです。

Orijen ドッグフード フィット&トリム

【価格】
340g…1,238円(税込)
2kg…5,080円(税込)
5.9kg…14,580円(税込)
11.3kg…17,790円(税込)

【対応年齢】
全年齢対応

グレインフリー -
高タンパク 低カロリー ◯


運動管理はダイエットではなく『健康維持』

犬に肥満対策として、運動をさせるー

一見効果的なダイエット法に思えますが、実はあまりおすすめできる方法ではありません。

 

犬が行う運動の目的は何なのか、なぜ運動が犬の肥満対策に不向きなのかをお教えします(`・ω・´)ゞ

犬にとっての運動の目的

犬にとって、運動は健康の維持・促進を図るための行為です。
犬たちは散歩、一人遊び、飼い主との遊びなどを通して基礎代謝の維持・増加を行っています。
筋肉量の維持にも大きく関わっています(`・ω・´)ゞ

犬_フリスビー

ダイエット法として全然適していない……というわけではありませんが、「食事管理+普段の運動」だけで十分な効果が得られます!

運動を通してダイエットするには

運動をダイエットの手段として取り入れることは、決してダメなことではありません。
いくつかのポイントに注意さえすれば、食事管理と併行することで効果的な減量が望めますよ╭(๑•̀ㅂ•́)و

 

運動を取り入れたダイエットを行う上での注意点、そしておすすめの運動法をお教えします(`・ω・´)ゞ

運動を取り入れたダイエット ここがポイント!
①病気が原因で肥満になっている犬は運動NG!
病気が原因で太っている場合、運動が原因で病気を悪化させることがあります。

②運動量を急激に上げるようなやり方はNG!
例えば、急に散歩の時間を1時間伸ばしたりハイドロセラピーなどの運動を取り入れたりすると、骨関節に負担がかかったり食欲が増進したりする恐れがあります。

おすすめの運動法① 散歩の仕方を調整する
散歩_コーギー
普段の散歩の時間に少し工夫を加えることでダイエット効果が得られます。
ポイントは2つ╭(๑•̀ㅂ•́)و
  1. 短時間の散歩をこまめに行う
    →長時間歩かせるのではなく「1日20分の散歩を3回」といった感じです。これにより持久力がつく筋肉が育ち、脂肪が燃焼しやすくなります。
  2. 食後1時間後に行う
    この時間帯に行うことで効率よく糖分を燃焼できます。

 

おすすめの運動法② ハイドロセラピー
ハイドロセラピーは、水の力を使って行うダイエット法です。「水泳療法」とも言われます。

ハイドロセラピー引用元:東京:中目黒☆「J's one」de❤Lani10回目、Lea9回目のハイドロセラピー♪ | 旅犬Lani&Leaのほほん風船記

水の抵抗や浮力を利用して体を動かすので、足腰に負担をかけずに済むというメリットがあります。重度の肥満を抱えている犬やシニア犬でも安心して行えます。

専用の施設を利用する際は料金がかかりますが、トイ・プードルやシーズーのような小型犬なら自宅の浴槽を利用して行えますよ(`・ω・´)ゞ

上で紹介した運動はいずれも健康管理に効果的なものですが、それ単体で肥満対策として行った場合、高い効果は期待できません。

犬のダイエットに1番効果的なのは食事管理なので、運動を取り入れるとしても「食事管理の補助」という考えで進めるようにしましょう(`・ω・´)ゞ

まとめ

犬の肥満対策ダイエット まとめ
◎犬の肥満対策には食事管理によるダイエットがおすすめ

◎ダイエットを敢行する前にBCSを利用して愛犬の肥満度をチェック!動物病院に聞きに行くのもOK!

◎ダイエット用のドッグフードを使うことでダイエット効果UP!


◎運動はあくまで健康維持の行為。ダイエットとして取り入れる場合は食事管理の補助的な立ち位置で。
最後まで読んでいただき、ありがとうございましたo(・ω・。)
食事管理は、犬の肥満対策に最も適したダイエット法です。
この記事にある情報を参考に、愛情を持って二人三脚で行えば、きっと愛犬の体重を適正な数値に戻せるはずです。
人間にも言えることですが、やはり健康第一。
長く一緒に居られるためにも、さっそく今日から始めてくださいね。
応援しています☆彡
犬_kiss
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